vol.19 事例13「上司が苦手でどう接すればいいか…」
知人Tさんの相談です。
「上司が気を遣って接してくるのが、どうも苦手で、どう接したらいいかわからない。」
はい。これは答えとしたら簡単です。
相手から歩み寄りをしてもらってる以上、
こちらとしても 心を開いて接する事が礼儀、というのが回答になってしまいます。
コミュニケーションとは、相手がいないと成り立ちません。
コミュニケーションとは共同作業です。
先に歩み寄りをした人は、好きでしてるにしろ、嫌々しているにしても、斬り込み隊長をしてくれたわけなので、こちらも協力するわけですね。
しかししかし、
「なかなかそれができない」
「上司にプライベートを話す気はない」
「真面目過ぎる上司なので話が合わない」
「不真面目過ぎる上司なので話が合わない」
「引っ込み思案なので、急にはムリ」
「上司が怖い人だから難しい」
「純粋に、上司に興味がない」
と、色々意見もあるでしょう。わかりますよ。
ただ、もうこれは練習だと思って下さい。
場数を踏めば、どんな人が相手でも臆せず接する事もできるのです。
TさんはTさんの人生を生きてきたので下手に出る必要はありません。
しかしこれは横柄な人になろうという意味ではありません。
自分も相手も対等だという事です。
本来、威張っていい人間なんて誰一人としていないのですから。
楽しそうな雰囲気と自然な笑顔、目を逸らさずしっかり受け答えをする。
『上から目線(横柄)でも下から目線(媚びる)でもなく、横から目線(対等)』です。
===================
Tさんはこないだ、苦手な上司と普通の話を普通にしてみたらしいです。
特に何を感じる事もなく、普通だったとのことです笑
それでいいのです。
もし 上手くいかなかった場合は、また状況を聞いてから対応をお話しします。
===================
<職場の人間関係で悩んでいませんか?>
RYOUTA MASAKI
コミュニケーションコンサルタント
連絡先⬇︎
LINEのID検索画面で「@tyj1750g」を入力すると出てきます。
===================
ps.
ボクは 「苦手な人や嫌いな人」がいた場合は、
それらの人を「ボクの味方」にします。
そうしたら楽なので笑
例えば職場に苦手な人がいた場合、あえて一緒に帰ったりして、じっくり話を聞いたりします。
会話の中で、自分は脇役になり、相手を話の主役に置くのです。
話の中で脇役とは、「司会者ポジション」の事です。
え?司会者って主役なのでは…?と思った人もいるかもしれませんが、例えを変えるとインタビューをする人でもいいです。
ボクは、横柄な態度(上から目線)をとるのは「ボクは一体何様なんだろう?」と感じて恥ずかしくなります。
逆に、媚びる態度(下から目線)を取ってしまうと自分が情けなくなります。
どっちもごめんですね。