vol.13 事例⑧-2「大勢での会話が苦手」
前回の続きです。
以前働いていた会社の後輩Wさんの相談事例の紹介でしたね。
“集団での会話”が苦手な場合どうするか、というお話をしていきたいと思います。
まず、集団での会話が苦手な人はかなりいる筈です。
ボクもそうです。
声が低くて小さいので、周りの音にかき消されますし、大体 集団に溶け込んで喋るのが大の苦手でした。
意外と、集団の前に出てスピーチするのは大丈夫なのですが、自然と溶けこんで会話の応酬をする“トーク”が苦手だったのです。
しかしですよ、
わかったのです。
当時ボクが[重大な勘違い]をしていました。
それは、
“大勢でも、1対1の様にしっかり話さないといけない” と思い込んでいた事なのです。
「ん?じゃあ何も話さずニコニコしていればいいのか?」と思われるでしょう。
説明しますね。
まず、大勢での会話を観察できる場面があったら よく見てもらいたいのですが、
大勢で会話している全員が、等しく発言しているということはないということです。
1.「よく話す人」
2.「まぁまぁ話す人」
3.「相槌を打つ人」
4.「聞くだけの人」
などというように分かれているはずです。
ここで目指して欲しいのが、
しっかり話すというよりも、
『随所でリアクションを取る』
『豊富なリアクションを取る』
この2つに慣れる事です。
今まで全然会話に寄れなかった状況が、この2つでまったく違ったものになるということです。
話し慣れていない人がいきなり1.「よく話す人」になろうとすると、
場の空気を凍らせるイタイ人になる危険がありますからね^_^ ;
2.「まぁまぁ話す人」と3.「相槌を打つ人」の間を狙う感じで考えて下さい。
随所で豊富なリアクションと言っても、お笑い芸人の様な派手な演出でなくていいのです。
「そうなんだー」「なるほど」「へ〜」「えー何でそんな!」「うわー」
といった短いリアクションで 話の流れを妨げず、話を加速させる様なイメージです。
ただ、しっかり話を聞いて 取り残されない様にだけ気をつけて下さいね。
そして、最後に覚えていて欲しいのが、
1番大事なのは、あなた自身が楽しむという事です。
テンションというのはつられるものだからです。
あなたが楽しそうにしていたら、その場にいる人も楽しい気分になるのです。
それは、わかって頂けると思います。
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いかがでしょうか?
ここまで話すと むしろ、試してみたくて
苦手な飲み会にも参加したくなるのではないでしょうか?
Wさんも、その後の会社の飲み会は進んで参加しているようです。
少しづつでいいのです^ ^
それでは!
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RYOUTA MASAKI
コミュニケーションコンサルタント
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